躓く前に転べ

お小遣いが稼げるかを検証するためのブログ

鳥山明先生


鳥山明先生が亡くなられてしまいました。
自分にとって鳥山先生作品の初体験は、小学生の頃に家族で出かけた旅行。たしかワカサギ釣りをしていたから、どこかの湖の近くで、その時はあまり釣れた記憶がなくつまらない時間を過ごしていて、休憩で立ち寄ったお食事処の片隅に置いてあったジャンプでした。
のちのちコミックを買っていくことになり気付くのですがDr.スランプが既に連載中の時期で、手にしたジャンプのお話はコミックでいうところの4巻か5巻あたりだったと思います。
小学生の頃はそんなに目も肥えていない時期でしたが、圧倒的な画力と面白さに引き込まれたのを覚えています。
鳥山先生といえばドラゴンボールのほうが知名度的には上かな…と思います。
(国外も含め世界的な意味で)
しかしながら自分の中ではDr.スランプのほうが初恋の相手みたいな感覚もあって、また「友情・努力・勝利」とは無縁のギャグ要素満載なところも相まって軍配があがります。


扉絵の書き込みの緻密さ
メカデザインに関する造詣の深さ
キャラクターの生き生きした描き方


上から目線で語っているつもりは毛頭ないのですが、とにかくそれらが混合された感じで一度にドッと目の中に情報として入ってくる。本当にすごい。(アニメではなく漫画)
あの時代のジャンプは黄金期だったので他の作品も楽しかったですが、牽引していたのは鳥山先生だったのかなーと思います。


新しい作品が見られないのは残念ですね。ご冥福をお祈りいたします。